午年総開帳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 03:53 UTC 版)
札所本尊の観音像は通常は秘仏として厨子に納められ、その扉は閉じられているが、開帳の際はその厨子の扉が開かれる。また、観音像に結ばれた御手綱と呼ばれる綱に触れることにより本尊の功徳を受けることが出来ると言われている。12年に一度、午年に全ての札所の逗子の扉が開かれ、これを午年総開帳と称する。午年に総開帳が行われるのは、馬が観音の眷属であるから、あるいは秩父札所の開創が1234年(文暦元年)の甲午年であるからなどといわれている。直近では2014年(平成26年)に甲午歳総開帳が行われている。
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