剃刀の刃_(1946年の映画)とは? わかりやすく解説

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剃刀の刃 (1946年の映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/02 14:13 UTC 版)

剃刀の刃
The Razor's Edge
公開時のポスター
監督 エドマンド・グールディング
脚本 ラマー・トロッティ
原作 サマセット・モーム
製作 ダリル・F・ザナック
出演者 タイロン・パワー
ジーン・ティアニー
ジョン・ペイン
アン・バクスター
クリフトン・ウェッブ
音楽 アルフレッド・ニューマン
撮影 アーサー・C・ミラー
編集 J・ワトソン・ウェッブ
製作会社 20世紀フォックス
配給 20世紀フォックス
セントラル映画社
公開 1946年11月19日(ニューヨーク)
1948年6月29日
上映時間 145分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
フランス語
製作費 120万ドル
配給収入 500万ドル[1][2]
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剃刀の刃』(かみそりのは、原題・英語: The Razor's Edge)は、1946年に製作・公開されたアメリカ合衆国の映画である。サマセット・モームの同題名の小説(邦題は『剃刀の刃』『かみそりの刃』)をもとにエドマンド・グールディングが監督、タイロン・パワージーン・ティアニージョン・ペインらが出演した。

あらすじ

ティアニー(左)とパワー(右)

第一次大戦終結後、元パイロットのラリーは、就職にも、恋人のイザベルとの結婚にも関心を持てなかった。 ラリーが気休めにパリへ行って暇を持て余していたところへ、イザベルが伯父のエリオット・テンプルトンを頼り母を連れてやってくる。 ここにきてラリーは結婚すれば悩みが解決すると思い、彼女に申し出る。ところが、定職についていないことを理由にイザベルは婚約を解消、ラリーの友人であるグレイに乗り換えるため帰国してしまう。

その後、労働が悩みを解消すると考えたラリーは北フランスの炭鉱夫となり、元僧侶という経歴を持つコスティと親しくなり、コスティの勧めでインドのヒマラヤで修行生活を送る。

それから10年の間、イザベルは2児の母となるも、グレイが大恐慌で全財産を失ってしまったため、家族を連れて渡仏し、テンプルトンの元へ身を寄せる。 ラリーやサマセット・モームと再会した彼女たちは、下町のキャバレーに行き、彼女の親友ソフィとも再会する。 家族の死によって落ちぶれたことを知ったラリーは結婚というかたちで彼女を救いたいと望む一方、イザベルは彼への愛から嫉妬心をたぎらせ、禁酒中のソフィに酒を勧める。 その後、ソフィは失踪し、何者かによって殺された。

さらにその後、テンプルトンも亡くなり、ラリーは彼の葬儀の席で帰国することをイザベラに告げる。イザベルはグレイと離婚してでも結婚したいと答えるが、ソフィの死を理由に拒絶される。

キャスト

スタッフ

映画賞受賞・ノミネーション

脚注

  1. ^ “Top Grossers of 1947” (英語). バラエティ 169 (5): 63. (1948-01-07). https://archive.org/details/variety169-1948-01/page/n62/mode/1up?view=theater 2024年10月2日閲覧。. 
  2. ^ Finler, Joel Waldo (2003) (英語). The Hollywood Story. Wallflower Press. p. 357. ISBN 978-1-903364-66-6. https://openlibrary.org/books/OL8767837M/The_Hollywood_Story 2024年2月12日閲覧。 

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