制憲節とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 制憲節の意味・解説 

制憲節

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/18 10:13 UTC 版)

制憲節
制憲節の日のソウル市。街で国旗を揚げていた
正式名称 제헌절
挙行者  大韓民国
趣旨 大韓民国憲法の公布を記念
日付 7月17日
テンプレートを表示

制憲節(せいけんせつ、チェホンジョル、제헌절)は、大韓民国の国慶日のひとつ。毎年7月17日。1948年、大韓民国憲法が公布された日[1]

由来

第二次世界大戦末の1945年8月15日、朝鮮半島連合国大日本帝国統治から解放された。しかし、米国ソ連との冷戦に巻き込まれた。数年後の1948年5月10日の選挙で制憲国会が構成され、7月12日に大韓民国憲法を制定し、7月17日に大韓民国大統領李承晩が憲法を公布した。[2][3]7月17日という日は、李氏朝鮮の太祖李成桂が朝鮮王朝を建国したことが由来となっている。[4]

沿革

1949年6月4日、官公署の公休日に関する規定で国慶日を公休日に定めた。[5]

1949年10月1日、国慶日に関する法律で制憲節を国慶日に定めた。[6]それで公休日になった。

2005年6月30日、官公署の公休日に関する規定を改定した[7]ことによって2008年から公休日から外され、休日ではなくなった。[8]これは週休二日制の浸透に伴う休日の数の調整とされるが、2006年に植木日が公休日から外された事もあって、韓国国内では反発が大きい。

脚注

  1. ^ 韓国の祝日”. www.tufs.ac.jp. 東京外国語大学. 2020年7月17日閲覧。
  2. ^ Constitution Day (제헌절) at Doosan Encyclopedia
  3. ^ Constitution Day (제헌절 Archived 2011-06-10 at the Wayback Machine. at Britannica Korea
  4. ^ Constitution Day (제헌절) Archived 2011-06-10 at the Wayback Machine. at Encyclopedia of Korean Culture
  5. ^ "관공서의공휴일에관한건", 1949.6.4. 제정, 대통령령 제124호, 시행 1949.6.4.
  6. ^ "국경일에관한법률", 1949.10.1. 제정, 법률 제53호, 시행 1949.10.1.
  7. ^ "관공서의 공휴일에 관한 규정", 2005.6.30. 일부개정, 대통령령 제18893호, 시행 2005.6.30
  8. ^ Myers, Brian Reynolds (2016年12月28日). “Still the Unloved Republic”. Sthele Press. Sthele Press. 2019年6月26日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「制憲節」の関連用語

制憲節のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



制憲節のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの制憲節 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS