内田和人とは? わかりやすく解説

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内田和人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/05 16:01 UTC 版)

うちだ かずと

内田 和人
生誕 (1960-07-12) 1960年7月12日(65歳)
国籍 日本
出身校 慶応義塾大学
職業 銀行家、公的機関役員
活動期間 1985年 -
著名な実績 年金積立金管理運用独立行政法人理事長
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内田 和人(うちだ かずと、1960年7月12日 - )は、日本の銀行家。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)理事長。慶應義塾大学商学部卒業後、三菱銀行(現三菱UFJ銀行)に入行。同行および関連企業で市場・資産運用部門を中心に複数の要職を歴任[1]

経歴

1985年3月、慶應義塾大学商学部を卒業し、同年4月に三菱銀行に入行[1]

2007年、三菱東京UFJ銀行企画部経済調査室長兼企業調査部長(特命)、2011年に執行役員円貨資金証券部長、2014年に融資企画部長、2016年に常務執行役員(市場部門副部門長)、2017年に取締役常務執行役員(市場部門長)などを歴任。2018年には三菱UFJ銀行取締役常務執行役員(市場部門長)、2019年6月より同行顧問、モルガン・スタンレーMUFG証券取締役会長を兼任した[2]

その後もエムエスティ保険サービス取締役会長、百五銀行監査役、日本大学理事などを務めた[1]

GPIF理事長

2025年3月、厚生労働省がGPIF理事長への起用を発表。同年4月1日付で就任。[1]

就任後の2025年5月に、ESG投資の深化および全資産へのサステナビリティ投資適用を打ち出し、社会的課題解決と収益性を両立させる「インパクト投資」の導入検討の姿勢を示した[3]。また、短期的な市場変動に対し「運用への影響はない」と述べ、長期・分散投資を基軸とした基本ポートフォリオの堅持を強調。オルタナティブ資産投資においても、収益分析チームを設置するなど慎重かつ積極的な姿勢を示している[3]

脚注

  1. ^ a b c d 厚生労働省関係独立行政法人の長の任命について”. www.mhlw.go.jp (2025年3月25日). 2025年11月5日閲覧。
  2. ^ GPIF理事長に元三菱UFJ銀行の内田和人氏 厚労相が発表”. 日本経済新聞 (2025年3月25日). 2025年11月5日閲覧。
  3. ^ a b GPIF理事長インタビュー:短期変動に一喜一憂せず、ESG・代替資産にも重点”. Bloomberg (2025年5月28日). 2025年11月5日閲覧。

関連項目

外部リンク

先代
宮園雅敬
年金積立金管理運用独立行政法人理事長
2025年 -
次代
現職



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