全数把握疾患への変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 08:20 UTC 版)
従来日本では、百日咳は小児科定点での報告とされていた。しかし、2006年以降の小児科定点(全国3,000カ所の指定医療機関)から報告される小児以外の症例は、ほんの一部と考えられていた。既に成人層の感染者が小児を上回っている中で、小児以外の症例を確実に把握するには、現行の発生動向調査体制では十分ではない。集団感染の早期探知や感染拡大の防止に対し、有効な施策が必要であると指摘されている。 2018年1月1日、小児科定点報告から全数報告対象に変更された。
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