光琳の松島図屏風
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/29 22:28 UTC 版)
尾形光琳の描いた松島図屏風は、宗達が描いたものを模したものであり、光琳は少なくとも4回描いている。現在ボストン美術館にあるものが有名で、これはアーネスト・フェノロサが買い求めたものである。これを含めた光琳の作品が海外に渡ることにより、光琳が世界的に高い評価を得ることに繋がった。 光琳の松島図屏風は、模したものでありながら、宗達のものとは構図がかなり異なる。これは光琳が宗達に倣いつつも、光琳独自の感覚を取り入れたものであることを示している。
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