体腔による動物の分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/28 14:09 UTC 版)
無体腔動物 (acoelomates) 体腔のない動物。無胚葉性の動物(海綿動物など)と二胚葉性の動物(刺胞動物など)、および原始的な三胚葉性の動物(扁形動物など)が含まれる。 偽体腔動物 (pseudocoelomates) 中胚葉由来でない体腔、偽体腔を持つ動物。偽体腔は真体腔に比べて構造的に弱いため、一般に偽体腔動物は小型である。袋形動物 (Aschelminths)という一つの門として扱われていたこともあったが、現在は輪形動物、線形動物などいくつかの門に分けられている。 真体腔動物 (coelomates) 真体腔を持つ動物で、残り全ての動物がこれに属する。 無体腔動物と偽体腔動物をまとめて原体腔動物と呼ぶこともある。 詳しくは動物の分類参照のこと。
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