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今岡賀雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/19 02:08 UTC 版)

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今岡 賀雄(いまおか よしお、1900年明治33年)6月[1] - 1944年昭和19年)3月14日[2])は、昭和時代前期の電気工学者、通信技術者、実業家

経歴・人物

東京府士族・今岡純一郎の長男として生まれる[1]1924年大正13年)東京帝国大学物理学科を卒業後、東京電気株式会社(のちの東京芝浦電気株式会社→東芝)に入社、1935年(昭和10年)製造部長、取締役、技師長を歴任する[3]1944年昭和19年)3月14日、激務による過労により川崎駅にて事故に遭い殉職した[4]

東京電気にて無線通信機および真空管の研究に従事し、1935年(昭和10年)に150kWの大電力放送機を完成させた[3]。ほか、「マツダランプ」の開発および製造で培った知見をもとに、無線用真空管「サイモトロン」などを開発した[3]。没後の1944年(昭和19年)11月28日、「通信機並びに通信兵器生産に関する功労顕著」として毎日通信賞の第6回通信名誉賞を受賞した[3]

親族

  • 父:今岡純一郎(1874-1934)- 大阪出身。北海道士族今岡濟の長男として生れ、1898年に東京帝国大学工科大学造船科卒業後逓信省に入り、イギリス・ドイツに留学、遞信技師、鉄道省技師、高等海員審判所審判官などを経て1916年に浦賀船渠に入社、その後同社社長を務めた[5][6]
  • 妻:今岡泰子(海軍中将山路一善の長女。聖心女子学院出身)[1]

脚注

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