仁宗・英宗父子の時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/14 06:54 UTC 版)
「チェチェクトゥ」の記事における「仁宗・英宗父子の時代」の解説
チェチェクトゥはモンゴル帝国第4代皇帝モンケ・カーンの孫、衛王オルジェイの息子として生まれた。チェチェクトゥが史料上に現れ始めるのはブヤント・カーン(仁宗アユルバルワダ)の治世のことで、皇慶元年(1312年)には父オルジェイとともに金銀鈔の下賜を受けている。 ゲゲーン・カーン(英宗シデバラ)の治世の後半、至治2年(1322年)にはモンゴリアに派遣され武寧王に封ぜられているが、これは当時大元ウルス西北で勢力を拡大しつつあったコシラに対処するためであったと考えられている。
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