井上城 (信濃国)とは? わかりやすく解説

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井上城 (信濃国)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/07 15:28 UTC 版)

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井上城
長野県
別名 井上城
城郭構造 城館、山城
天守構造 なし
築城主 井上氏
築城年 平安時代
主な城主 井上氏
廃城年 慶長3年(1598年
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井上城(いのうえじょう)は、長野県須坂市にあった日本の城。この地方の豪族信濃源氏井上氏の城である。

概要

井上城は、妙徳山の麓の城館と、詰めの城として妙徳山に築かれた山城(大城、小城)から構成される。戦国時代、井上清政、井上達満は上杉氏に味方し、武田氏に味方した同族の須田信頼らと争った。武田氏によりこの地を追われたが、天正10年(1582年)に上杉景勝が川中島を領有したため、旧領に復帰した。慶長3年(1598年)上杉景勝が会津に移封されると、達満も会津に移住し、城は廃城となった。

大城は標高523メートルに位置し、縦25メートル、横15メートルの本郭を中心に階段状に帯郭を配した梯郭式山城で、小城は縦10メートル、横8メートルの本郭を中心に大城と同一の縄張りで構築されている。

関連項目

参考文献

  • 信濃史学会編 『信州の山城 信濃史学会研究叢書3』 1993年



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