乳酸カリウム
乳酸カリウム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/12/28 08:32 UTC 版)
乳酸カリウム | |
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Potassium 2-hydroxypropanoate |
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 996-31-6 ![]() |
PubChem | 61248 |
ChemSpider | 55189 ![]() |
UNII | 87V1KMK4QV ![]() |
ChEMBL | CHEMBL1200664 ![]() |
ATC分類 | B05 |
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特性 | |
化学式 | C3H5KO3 |
モル質量 | 128.168 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
乳酸カリウム(Potassium lactate)は、化学式KC3H5O3の化合物である。乳酸のカリウム塩である。糖を発酵させて生じる乳酸を中和することで生じる。E番号326が与えられている。通常、60%固体の液体として生成するが、固体分は78%までになる[1]。
乳酸カリウムは幅広い抗菌作用を持ち、肉類の賞味期限を延ばし、また安全性を高めるために用いられる[2]。
さらに、乳酸カリウムは、ファースト・アラート社製のツンドラ消火器の消火剤としても用いられている[3]。
出典
- ^ PURASAL http://www.purac.com/EN/Food/Brands/Potassium_lactate.aspx
- ^ Meat and Poultry. http://www.purac.com/EN/Food/ingredients/Meat_poultry_and_fish.aspx
- ^ MSDS for First Alert Tundra http://www.firstalert.com/pdfs/2010/02/25/3f59f99c.pdf
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