九堂夜想とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 九堂夜想の意味・解説 

九堂夜想

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/19 08:42 UTC 版)

九堂 夜想(くどう やそう、1970年 - )は、俳人青森県生まれ。1998年、金子兜太の「海程」入会、2003年、「海程」新人賞。2004年、旧「未定」「豈」メンバーらと共に俳句同人誌「LOTUS」を創刊。2006年、第二回芝不器男俳句新人賞にて齋藤愼爾奨励賞。2009年、若手俳人アンソロジー『新撰21』(邑書林)に「アラベスク」100句入集。2019年、句集『アラベスク』(六花書林)刊行。2022年、鶴山裕司、酒卷英一郎、大井恒行と共に『安井浩司読本Ⅰ・Ⅱ』(金魚屋プレス日本版)を共編。「LOTUS」編集人を経て、無所属。

「楡よ祖は海より仆れくるものを」「みずうみを奏でる断頭台なれや」「ルフランは紙の次元へすべりひゆ」「白馬(あおうま)の夢とやなしくずしに倒れ」「孔雀大虐殺百科辞書以前」「火祭りよ陸(くが)果てのいや立ちくらみ」など、五七五定型を遵守しながらもいわゆる有季定型(花鳥諷詠)とは一線を画し、意味領域の彼岸に立ちつつ読み手の解読を拒否するかのような極めて難解な作風で知られる。


著書

句集

共編著

  • 『新撰21』(共著:邑書林、2010年)
  • 『安井浩司読本Ⅰ・Ⅱ』(金魚屋プレス日本版、2022年)

その他

参考文献

関連

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「九堂夜想」の関連用語

九堂夜想のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



九堂夜想のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの九堂夜想 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS