丸本彰造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/10/26 10:37 UTC 版)
丸本 彰造（まるもと しょうぞう、1886年〈明治19年〉3月25日[1] - 1961年〈昭和36年〉11月19日[1]）は、日本の陸軍軍人。主著『食糧戦争』はGHQにより焚書（没収）された[2]。最終階級は陸軍主計少将。勲三等従四位。
経歴
広島県佐伯郡己斐村（己斐町を経て現広島市）で生まれた[3]。1907年（明治40年）5月、陸軍経理学校第1期卒業[4]し、同年12月、陸軍三等主計（少尉相当官）任官[5]。
1928年（昭和3年）12月、陸軍省経理局衣糧課長[6]。1930年（昭和5年）8月、陸軍一等主計正（大佐相当官）に進み、第20師団経理部長に就任[6]。1933年（昭和8年）12月、第5師団経理部長に転任し。1935年（昭和10年）8月、陸軍主計監（少将相当官）に昇進[1][6]。
1936年（昭和11年）8月、予備役編入[1][6]。1937年（昭和12年）制度変更により陸軍主計少将。
1947年（昭和22年）11月28日、公職追放仮指定を受けた[7]。
栄典
著作
- 『食糧戦争』新大衆社、1944年。
参考文献
- 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
- 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。
脚注
- ^ a b c d 『日本陸軍将官辞典』689頁。
- ^ “戦後の焚書から学ぶ 食糧こそ国防の第一線 鈴木宣弘氏『日本農業新聞』”. 日本農業新聞公式ウェブサイト (2023年4月11日). 2023年9月13日閲覧。
- ^ 『佐伯郡誌』佐伯郡教育会、1918年、455頁。
- ^ 『官報』第7170号、明治40年5月27日。
- ^ 『官報』第7349号、明治40年12月25日。
- ^ a b c d 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』519頁。
- ^ 総理庁官房監査課編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、「昭和二十二年十一月二十八日 仮指定者」84頁。
- ^ 官報 1933年10月6日
- ^ 官報 1936年9月30日
- ^ 官報 1941年10月23日
関連項目
| 全般 | |
|---|---|
| 国立図書館 | |
| 学術データベース | |
- 丸本彰造のページへのリンク
