丸山城_(因幡国高草郡)とは? わかりやすく解説

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丸山城 (因幡国高草郡)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/06 08:40 UTC 版)

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丸山城
鳥取県
城郭構造 平山城
天守構造 なし
築城主 吉岡春斎
築城年 室町時代末期
主な改修者 不明
主な城主 吉岡春斎
廃城年 天正年間初期
遺構 曲輪、土塁、竪堀
指定文化財 未指定
再建造物 無し
位置 北緯35度29分28.3秒 東経134度07分47.3秒 / 北緯35.491194度 東経134.129806度 / 35.491194; 134.129806
地図
丸山城
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丸山城(まるやまじょう)は、鳥取県鳥取市六反田にあった日本の城。現在では山林となっているが保存状態は良い。

歴史

築城年代は不明だが、室町時代末期に吉岡春斎入道(吉岡定勝の父)が築城したと伝えられている。因幡吉岡氏の初期の本拠地とされるが、小城で十分な防御が期待できないことを憂えた吉岡氏は、吉岡温泉の東に蓑上山城を築城、天正年間の初めに本拠地を移転したという。

構造

現在の鳥取市六反田集落の背後にある標高44m(比高40m)ほどの独立した丘陵上に存在した。小城ながら山全体に曲輪土塁を巡らせ、堅固な造りとなっている。主郭部は3つの曲輪によって形成され、周囲には無数の帯曲輪が配置されている。城の南部に5条、北西に1条の竪掘も確認される。保存状態は良く、小城ながらも見ごたえが十分にある城である。山麓では今のところ、居館跡などの遺構は確認されていないが周辺には「村土居」、「村上土居」、「村下土居」などの小字が残っている。

参考文献

  • 鳥取県教育委員会『鳥取県中世城館分布調査報告書 第1集(因幡編)』2002年
  • 鳥取市『新修鳥取市史 第一巻 古代・中世篇』1983年

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