上り期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 09:57 UTC 版)
十分に熱が炉底に籠った所で、投入する砂鉄をすべて真砂砂鉄とする。この粒の粗い砂鉄は炉の中で完全には溶解せず、ノロに包まれる形でケラ(鉧)を生成する。ケラはノロの中で育つため、排出する量は多すぎても少なすぎてもいけない。この頃になると、炎の色が初めの頃の赤黒色から山吹色に変わる。
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