三井鉱山内川炭鉱軌道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/10 21:18 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動三井鉱山内川炭鉱軌道(みついこうざんないかわたんこうきどう)とは、かつて樺太敷香郡敷香町の敷香駅から同内路村の内川駅の間を結んでいた私鉄である。
路線
沿革
- 1928年:建設開始。
- 1929年7月:三井鉱山により内川炭鉱開山[1]。
- 1934年:敷香駅 - 内川駅間が開業[2]。
- 1936年7月:旅客営業開始[3]。
- 1945年8月:ソ連軍が南樺太へ侵攻、占領し、駅も含め全線がソ連軍に接収される。
- 1995年:チフメネヴォ炭鉱閉山に伴い廃止。
駅一覧
駅名 | 営業キロ | 接続路線 | 所在地 | ||
---|---|---|---|---|---|
敷香駅 | 0.0 | 樺太 | 敷香郡 | 敷香町 | |
中敷香駅 | 8.1 | ||||
内川駅 | 16.3 | 内路村 |
敷香駅および中敷香駅はそれぞれ単独駅であり、鉄道省樺太東線とは接続を行っていなかった[4]。
脚注
- ^ 論文 1930年代の樺太における石炭業 - アジア経済研究所学術研究リポジトリ ARRIDE
- ^ 守田良太耶, 「樺太に於ける三井鑛山株式會社經營の炭礦現況」『日本鑛業會誌』 1936年 52巻 615号 p.450-455, 日本鑛業會(現 資源・素材学会), doi:10.11508/shigentosozai1885.52.450
- ^ 地方鉄道及軌道一覧. 昭和18年4月1日現在
- ^ 外邦図デジタルアーカイブ - 5万分1地形図敷香13号(共1面)
関連項目
- 三井鉱山内川炭鉱軌道のページへのリンク