万葉線6000形ディーゼル機関車とは? わかりやすく解説

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万葉線6000形ディーゼル機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/18 09:18 UTC 版)

万葉線6000形ディーゼル機関車
6000形(2014年9月)
基本情報
運用者 万葉線
製造所 新潟トランシス
製造年 2012年
製造数 1両
主要諸元
軌間 1,067 mm
動力伝達方式 液体式
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6000形ディーゼル機関車(6000がたディーゼルきかんしゃ)は、万葉線2012年に導入した除雪用のディーゼル機関車

概要

万葉線では移管以降も冬季の除雪はデ5010形電車に雪かきをつけて行っていたが、1950年製造である同形式は老朽化が進行していた。

そこで2012年に導入されたのが本形式である。新潟トランシス製で1両(6000)が製造されており[1]、路面電車向けの車籍を有するディーゼル機関車は2021年現在、伊予鉄道D1形・D2形と本形式のみである。導入に当たっては、一部社員が「乙種内燃車」の動力車操縦者運転免許を取得している。

構造

内燃機関動力車であり、ディーゼルエンジンを越ノ潟側に搭載している。PS22形パンタグラフを搭載しているが、信号制御用トロリーコンタクターの操作と積雪時の雪を払うことが目的であり、通電はしない[2]

凸型に近い形状で、デッキと運転台出入口が高岡方に設けられている。また、スノープラウの裏側に融雪剤散布機を備える[2]

運用

積雪が30cm - 40cmになると、六渡寺駅 - 越ノ潟駅間で除雪を行う[1]

2016年シーズン、2018年シーズン、2020年シーズンに故障を起こしており、除雪が行えず運休にもつながっている[3]。2021年シーズンに向けて夏季に改良を行う予定となっている[2]

脚注

出典

  1. ^ a b 万葉線(アイトラム)” (日本語). とやま観光ナビ. 2021年9月13日閲覧。
  2. ^ a b c 鉄道ダイヤ情報 2021年9月号, 交通新聞社, (2021), pp. 29-30 
  3. ^ “積もらせないぞ!徹夜運行 万葉線レトロ車両が奮闘中”. 北日本新聞. (2018年1月27日). https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/sp/news/article.php?id=NEWS0000013454 2021年9月13日閲覧。 

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