一牌・二牌・三牌・蝎甫 (カルボ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 07:56 UTC 版)
「妓生」の記事における「一牌・二牌・三牌・蝎甫 (カルボ)」の解説
李氏朝鮮時代の妓生は3つのランクに別れていた。最上の者を一牌 (イルペ)、次の者を二牌 (イペ)、最も下級な者を三牌 (サムペ) と呼んだ。 李能和によると、遊女の総称を蝎甫 (カルボ) といい、中国語で臭虫という。蝎甫には、妓女 (妓生) も含まれるほか、殷勤者 (ウングンジャ)、塔仰謀利 (タバンモリ)、花娘遊女 (ファランユニョ)、女社堂牌・女寺堂牌 (ヨサダンペ)、色酒家 (セクチュガ) が含まれた>。 李氏朝鮮末期には、三牌も妓生と呼ばれるようになり、これらの一牌・二牌・三牌の区別は付かなくなっていた。
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