一括受電サービス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/17 08:21 UTC 版)
「マンション一括受電」の記事における「一括受電サービス」の解説
一括受電を行うためには電力会社に代わって、管理組合が電気設備を所有し、それを維持管理し、検針などの業務を行う必要があるが、管理組合に代わって、これらをまとめて行うサービスを一括受電サービスといい、一括受電サービスを行う業者を一括受電サービス業者という。 一括受電サービスではサービス業者が設備を所有し、電力会社と高圧契約を結ぶ。そのうえで一括受電サービス会社が各戸に電気を販売する。共用部電気は管理組合に販売する。 このため、管理組合には初期費用は掛からないし、設備の償却費や点検保守業務、検針、料金徴収などの経費は一括受電サービス会社が負担する。これらの費用や経費および、サービス会社の運営経費や利益は電気料金から賄われるので、各戸の電気料金割引率は管理組合が直接行う場合より、低くなる。
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