ワットプラボーロマタートチャイヤーとは? わかりやすく解説

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ワット‐プラボーロマタートチャイヤー【Wat Phra Borommathat Chaiya】

読み方:わっとぷらぼーろまたーとちゃいやー

タイ南部マレー半島の町チャイヤーにある仏教寺院大乗仏教寺院として建立され、のちに上座部系の寺院となった8世紀頃のシュリービジャヤ様式仏塔があり、チャイヤーシュリービジャヤ王国主要都市、または王都があったという説の根拠となっている。


ワット・プラボーロマタートチャイヤー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/22 14:26 UTC 版)

วัดพระบรมธาตุไชยาราชวรวิหาร
プラ・ボーロマタート
プラ・ボーロマタート
所在地 スラートターニー県
チャイヤー郡
格付け 第二級ラーチャウォーラウィハーン
宗旨 マハーニカーイ

ワット・プラボーロマタートチャイヤー=ラーチャウォーラウィハーンタイスラートターニー県にある寺院。シュリーヴィジャヤ王国時代に建設されたプラ・ボーロマタート(仏塔)を有する。

概要

地元の伝承によれば、現在のチャイヤー郡に二人のインド人が流れ着き、仏塔、プラ・ボーロマタートを建設したのが始まりとされる。これはいわゆる昔話に過ぎないが、建設はタイ族の南下以前、シュリーヴィジャヤ王国の時代に行われた。プラ・ボーロマタートが建設された場所、チャイヤーはシュリーヴィジャヤの主要都市であった(疑問視されるが、シュリーヴィジャヤの首都であったと言う意見もある)。そのため、プラ・ボーロマタートはその街の有力者の墓と考えられる。建設はおそらく8世紀頃で、シュリーヴィジャヤ様式で建設された当初は大乗仏教寺院であった。この仏塔は高さが24メートルある。後にチャイヤーにナコーンシータンマラート王国の勢力が及ぶと上座部仏教(小乗仏教)の寺院となった。

1978年ラーマ9世(プーミポン・アドゥンラヤデート)が勅令でこの寺院全体の増改築を命じたため、王宮寺院に指定された。

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