ローラー・ボード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:00 UTC 版)
ローラー・ボードは、トラッカー・アクションでキーの上下の動きを横方向に伝達するための機構である。キーの上下動でパレットを開閉するためには、鍵盤の各キーの直上に各パイプが配置されるのが理想であるが、多くのオルガンでは、パイプとキーの位置が一致しないため必要となる。歴史的には600年以上も前、ゴシック時代のオルガンにすでに導入されていた。ポジティフなどの小型オルガンでは、鍵盤とパイプの配置のずれがあまりなく、ローラー・ボードを設置しないオルガンもある。
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