ロマヌス・ヴァイヒライン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/13 09:43 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ロマヌス・ヴァイヒライン(Romanus Weichlein, 1652年11月20日 - 1706年9月8日)は、オーストリアの作曲家。本名アンドレアス・フランツ・ヴァイヒライン。
生涯
リンツ出身。最初に音楽家の父から手ほどきを受けた。1671年にラムバッハのベネディクト会の修道院に入り、ロマヌスの修道士名を授かった。同年12月にザルツブルクで神学と哲学を学び、ハインリヒ・ビーバーに音楽を師事した。1691年、クラウゼンのゼーベン聖十字架教会の音楽監督兼作曲家となった。1705年にはクラインフラウエンハイドの司祭となった。
作風はビーバー、ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー、パヴェル・ヴェイヴァノフスキー、ゲオルク・ムッファトらのオーストリア音楽の流れに位置している。
作品
- ヴァイオリン・ソナタ
- 音楽の奉納祭
- 教会音楽のパルナッスス山
文献
- The New Grove Dictionary of Music and Musicians
外部リンク
- ロマヌス・ヴァイヒラインの楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト。PDFとして無料で入手可能。
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