ロサンゼルス郡都市圏交通局E線とは? わかりやすく解説

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ロサンゼルス郡都市圏交通局E線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/15 23:36 UTC 版)

E Line
ダウンタウン・サンタモニカ駅
基本情報
アメリカ合衆国
所在地 ロサンゼルス郡
種類 ライトレール
路線網 メトロレール
駅数 29
開業 2012年4月28日
運営者 ロサンゼルス郡都市圏交通局
路線諸元
路線距離 35 km
軌間 1,435 mm
線路数 複線
電化方式 直流750V 架空電車線方式
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ロサンゼルス郡都市圏交通局E線(E Line)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡を走るライトレール(LRT)である。ロサンゼルス郡都市圏交通局が運営している。ロサンゼルスサンタモニカを結んでいる。

歴史

2012年4月28日にエキスポ線Expo Line)として、第一期区間である7th ストリート/メトロセンター駅~カルバーシティ駅間が開業。ピコ駅~7thストリート・メトロセンター駅間はすでに開通していたA線と線路を共有して運行された。2016年5月22日に第二期区間の終点であるダウンタウン・サンタモニカ駅まで延伸した。

路線のうちピコ駅ージェファーソン / USC駅の先のフィゲロアトンネルまでは新たに敷設され、トンネルの先で1953年まではパシフィック電鉄のサンタモニカエア線として、その後1988年まで貨物輸送が行われていた路線跡に合流している。サンタモニカまでは一部を除きその路線跡に建設された。

2020年、路線名がエキスポ線からE線へと改称された。

2023年6月16日に7thストリート・メトロセンター駅~リトルトーキョー/アーツ・ディストリクト駅を結ぶロサンゼルス市内の地下線の開通により、L線と線路が繋がった。この際A線との共有区間はピコ駅~リトルトーキョー/アーツ・ディストリクト駅間に延長され、旧L線のリトルトーキョー/アーツ・ディストリクト駅~アトランティック駅間がE線に編入された。

エクスポラインの開業部分(第一期)と延伸部分(第二期)

使用車両

開業当初は日本車輌製P865/P2020形シーメンスP2000形アンサルドブレーダー社(現・日立レールイタリアS.A.)P2550形を用いられていたが、先に日本車輌製P865/P2020形の老朽引退と度重なる納期遅延で投入打ち止めとなったP2550形に代わりサンタモニカ延伸対応投入の新型車両が近畿車輛製P3010形が現在幅を利かせている。このため、LA初の日本製電車として君臨した日車製P865形が現役引退をした。現在活躍している電車はP2000形、P2550形、P3010形の3形式である。

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