レアンコイリア科の大付属肢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 17:07 UTC 版)
「大付属肢」の記事における「レアンコイリア科の大付属肢」の解説
レアンコイリア、アラルコメネウス、ヤウニクなどを含んだレアンコイリア科(Leanchoiliidae)の大付属肢は3本指の姿をしており、細長い爪の先端から更に長い鞭毛(flagella)が生えている。最終の爪の先端には、鞭毛の連結部の内側に隣接した目立たない爪の複合体(claw complex)があり、これは退化的な最終肢節と考えられる。柄部は頑丈で、ほぼ同型の2節に分かれている。 更に範囲を広げると、レアンコイリア科と同じくレアンコイリア目(Leanchoiliida)に分類される Actaeus と Enalikter も似たような大付属肢をもつが、発見は不完全のため、肢節の構成、レアンコイリア科との相違点などの詳細ははっきりしない。
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