ルイーザ・スタールとは? わかりやすく解説

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ルイーザ・スタール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/12 01:04 UTC 版)

ルイーザ・スタール・カンツィアーニ
Louisa Starr Canziani
1899年国際会議プログラムの肖像写真
生誕 ルイーザ・スタール
1845年
イギリス
ロンドン
死没 1909年5月25日
イギリス
ロンドン
国籍 イギリス
著名な実績 絵画
配偶者 エンリコ・カンツィアーニ
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ルイーザ・スタール(Louisa Starr、のちのルイーザ・カンツィアーニ(Louisa Canziani)、1845年 - 1909年5月25日)は、イギリス出身の画家[1]

経歴

ロンドンで生まれ、大英博物館で写字生をしていたころにはラッセル・スクウェアに住んでいた[2]王立芸術院で勉強しながら、1866年に初めてとなる作品を出品し、1876年には17点の作品を披露した[2]。1867年には王立芸術院の歴史画部門で金メダルを獲得した[1]。女性が金メダルを獲得するのは王立芸術院史上初の快挙であり、次に女性が金メダルを獲得するのは1871年のジェシー・マクレガーとなるのだが、それ以降長らく女性が金メダルを獲得することはなく1909年まで待たなければならなかった[3]

イタリア出身の土木技師であるエンリコ・カンツィアーニ(1848年 - 1931年)と結婚した彼女はそれ以降の作品には結婚後の姓を署名するようになる。娘のエステラ・カンツィアーニも画家であった[要出典]

1893年、イリノイ州シカゴで開催されたシカゴ万国博覧会でのシカゴ科学産業博物館において作品を発表した英語版[4]

1905年に出版された書籍『Women Painters of the World』には彼女の代表作である『シントラムとその母親(Sintram and his mother)』が掲載されている[5]

1909年5月25日にロンドンで没したスタールはハイゲイト墓地の西側にあるスタール家の墓(No.19975)に埋葬されている。スタール家の墓の近くにはミレーの『オフィーリア』のモデルとなったエリザベス・シダルの墓がある[要出典]

ギャラリー

脚注

  1. ^ a b Brian Stewart & Mervyn Cutten (1997). The Dictionary of Portrait Painters in Britain up to 1920. Antique Collectors' Club. ISBN 1-85149-173-2 
  2. ^ a b Louisa Starr in English Female Artists by Ellen Creathorne Clayton, 1876
  3. ^ Louisa Starr and Jessie Macgregor and their gold medals in The Dictionary of British Women Artists, by Sara Gray, 2009
  4. ^ Women's Art at the World's Columbian Fair & Exposition, Chicago 1893”. 26 July 2018閲覧。
  5. ^ Women painters of the world, from the time of Caterina Vigri, 1413-1463, to Rosa Bonheur and the present day, by Walter Shaw Sparrow, The Art and Life Library, Hodder & Stoughton, 27 Paternoster Row, London, 1905

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