リードパイプとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > リードパイプの意味・解説 

リードパイプ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/04 02:22 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ピッコロトランペット(B管)。楽器をB(短い)またはA(長い)にチューニングするための交換可能なリードパイプを有する。
基本的なトロンボーンの構造
  1. チューニングスライド
  2. カウンターウェイト
  3. マウスピース
  4. スライドロックリング
  5. ベル
  6. ノブ/バンパー
  7. ウォーターキー/スプリットヴァルブ
  8. メインスライド
  9. セカンドスライドブレース/ステイ
  10. ファーストスライドブレース/ステイ
  11. ベルロックナット
フレンチホルンの概略図。2番がリードパイプ。

金管楽器において、リードパイプ: Leadpipe)またはマウスパイプ(mouthpipe)は、マウスピース英語版を取り付けるパイプチューブ)である。

例えば、トロンボーンの図では、リードパイプは3番(マウスピース)と4番(スライドロックリング)の間にある。フレンチホルンの図では、リードパイプは2番である。

取り外し可能なリードパイプ

ほとんどのリードパイプは楽器に永久的に固定されているが、修理工によって通常行なれる購入後の変更もかなり一般的である[1]。一部の楽器は取り外し可能なリードパイプを持ち、これによってキーを変更することができ、また奏者は異なる演奏特性および音色を容易に選択することができ[2]、またあるいは楽器の形状またその他の設計上の問題からその位置に来るのが最適なメインチューニングスライドとして単純に機能する。メインチューニングスライドとしてのリードパイプに使用はフリューゲルホルンピッコロトランペットで特に一般的であるが、その他の楽器では知られていない。例えば、右の写真で示されているセルマーのピッコロトランペットでは、リードパイプは3つ全ての機能のために使われている。つまり、1) 写真に移っている改造用のBlackburn製パイプは標準のセルマー製パイプとは異なる演奏特性を有する[3]; 2) リードパイプの選択は楽器がin Aかin Bかを決定する; 3) リードパイプはメインチューニングスライドでもある。

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ Najoom Trumpet Leadpipes”. Dennis Najoom. 2012年12月17日閲覧。
  2. ^ Smith-Watkins B-flat Trumpet Leadpipes”. Smith-Watkins. 2012年12月16日閲覧。
  3. ^ Piccolo Leadpipes (Flash page: please click through for the product list)”. Blackburn Trumpets. 2012年12月17日閲覧。

関連項目


「リードパイプ」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「リードパイプ」の関連用語

リードパイプのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



リードパイプのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのリードパイプ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS