リトルの公式と到着
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/18 19:32 UTC 版)
ある系、すなわちある行列の中の客の平均人数 L {\displaystyle L} は待つ人の平均人数 L q {\displaystyle L_{q}} と到着率の和をサービス率 μ {\displaystyle \mu } で割った物であり、 L = L q + λ μ {\displaystyle L={\frac {L_{q}+\lambda }{\mu }}} が成り立つ。また、平均的な待ち時間 W q {\displaystyle W_{q}} は平均人数を到着率で割ったものであり、 W q = L q λ {\displaystyle W_{q}={\frac {L_{q}}{\lambda }}} が成り立つ。これに、系の中にいる平均時間 W {\displaystyle W} を求める W = W q + 1 μ {\displaystyle W={\frac {W_{q}+1}{\mu }}} を併せてリトルの公式という。またこの式により L = λ W {\displaystyle L=\lambda W} が成り立つ。
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