リッリ (小惑星)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > リッリ (小惑星)の意味・解説 

リッリ (小惑星)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 04:59 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
リッリ
2204 Lyyli
仮符号・別名 1943 EQ
分類 小惑星
軌道の種類 火星横断
発見
発見日 1943年3月3日
発見者 ユルィヨ・バイサラ
軌道要素と性質
元期:2007年10月27日 (JD 2,454,400.5)
軌道長半径 (a) 2.593 AU
近日点距離 (q) 1.540 AU
遠日点距離 (Q) 3.646 AU
離心率 (e) 0.406
公転周期 (P) 4.17
軌道傾斜角 (i) 20.53 度
近日点引数 (ω) 283.03 度
昇交点黄経 (Ω) 160.58 度
平均近点角 (M) 218.76 度
物理的性質
直径 25.16 km
自転周期 8時間
スペクトル分類 X
絶対等級 (H) 12.70
アルベド(反射能) 0.0232
Template (ノート 解説) ■Project

リッリ (2204 Lyyli) は軌道が火星軌道と交叉する火星横断小惑星である。

1943年3月、フィンランドの天文学者ユルィヨ・バイサラトゥルクで発見した。

命名

ユルィヨ・バイサラの学生であったフィンランドのアマチュア天文家、リッリ・ヘイネーネン (Lyyli Heinänen、旧姓 Hartonen) にちなむ。この命名は1983年5月の小惑星回報で公表された[1]

彼女は学生時代の1927年にバイサラ干渉法の測定に協力しており、命名文には当時の労苦とともに彼女の助力が記されている。その後彼女は教員として中学校で数学を教えるかたわら、アマチュア天文家団体 Mikkelin Ursa 協会の会長を長らく務めた[1][2]

エスペラント語版Wikipediaでは、フィンランド・エスペラント協会の会員、(Lyyli Heinänen) が小惑星に命名されたとしている。

脚注

  1. ^ a b MPC 7944(1983年5月26日)
  2. ^ (2204) Lyyli - MPC Database(小惑星センター(英語)

関連項目

外部リンク


前の小惑星:
ファン・ライン (小惑星)
小惑星
リッリ (小惑星)
次の小惑星:
グリンカ (小惑星)



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「リッリ (小惑星)」の関連用語

リッリ (小惑星)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



リッリ (小惑星)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのリッリ (小惑星) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS