ヤテンガ王国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/27 05:56 UTC 版)
ヤテンガ王国(ヤテンガおうこく、Yatenga)は、現在のブルキナファソのヤテンガ県に存在した国[1]。
ヤテンガ王国
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1540年代–1895年 | |||||||
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1875年頃の西アフリカ、中央にあるのがヤテンガ王国
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首都 | ワヒグヤ | ||||||
共通語 | モシ語 | ||||||
統治体制 | 君主制 | ||||||
時代 | 植民地化以前 | ||||||
• 確立
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1540年代 | ||||||
• フランス植民地帝国に征服される
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1895年 | ||||||
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歴史
ヤテンガ王国は、ワガドゥグー王国の三代目モーゴ・ナーバウブリ(Oubri)の孫ヤデガ(Yadéga)により建国された[1]。ヤデガの死後モーゴ・ナーバのカンゴ(Kango)によりワヒグヤが首都とされた[1]。1894年にマリのバンディアガラに駐屯するフランス軍が王位継承問題に乗じ、ワヒグヤに侵攻し、1895年5月15日にフランス軍大尉ジョルジュ・デストゥナーブとヤテンガ王国をフランスの保護領とする書簡に署名した[1]。
脚注
参考文献
「モシ王国」『ブルキナファソの歴史』明石書店、2022年10月31日、35‐56頁。ISBN 9784750354842。
関連項目
- モシ人
- モシ諸王国
- 植民地化以前のアフリカ諸国
- ヤテンガ王のリスト
- ヤテンガ王国のページへのリンク