モード・アールとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > モード・アールの意味・解説 

モード・アール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/16 23:29 UTC 版)

モード・アール
Maud Earl
1904年のモード・アール
生誕 1863年
イギリス、ロンドン
死没 1943年
アメリカ合衆国、ニューヨーク
テンプレートを表示

モード・アール(Maud Alice Earl、1863年1943年) はイギリス生まれの画家である。犬などの動物を描いた作品で知られている。イギリスで人気を得た後、1916年にアメリカ合衆国に移って活躍した。

略歴

ロンドン中心部のメリルボーンで生まれた。多くの動物画家をだした一族の出身で、父親のジョージ・アール(George Earl: 1824–1908)は犬の絵や、狩りの情景を描いた画家で、叔父のトーマス・アール(Thomas Earl: 1810-1876)や異母弟のトーマス・パーシー・アール(Thomas Percy Earl: 1874-1947)も動物画家として知られている。

父親から絵を学び、狩猟好きの父親のもとで狩猟犬や馬などに親しみ、動物の骨格なども学んだ[1]。父親に学んだ後、王立女子美術学校(Royal Female School of Art、後にCentral School of Artに統合)で学んだ。

1884年に早朝の牡鹿を描いた作品をロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの展覧会に出展したのに始まり、アカデミーの展覧会には12点の作品を出展し[2][3]英国王立美術家協会の展覧会やパリのサロンにも出展した[3] 。1897年には48種の様々な品種の犬を描いた展覧会を開いた。女性画家が珍しかった時代に人気になり、ビクトリア女王アレクサンドラ王妃などの英国王室のメンバーを含む、有力な顧客から注文を受けた[3][1]

モード・アールは1943年にニューヨークで没した。

作品

参考文献

  1. ^ a b Mary Ann Wingfield (1992). A Dictionary of Sporting Artists 1650-1990. Antique Collectors' Club 
  2. ^ Frances Spalding (1990). 20th Century Painters and Sculptors. Antique Collectors' Club. ISBN 1-85149-106-6 
  3. ^ a b c Grant M. Waters (1975). Dictionary of British Artists Working 1900-1950. Eastbourne Fine Art 



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  モード・アールのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「モード・アール」の関連用語

1
6% |||||

モード・アールのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



モード・アールのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのモード・アール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS