モンマスシャー・ショーとは? わかりやすく解説

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モンマスシャー・ショー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/01/11 18:13 UTC 版)

2011年の会場の様子

モンマスシャー・ショー: Monmouthshire Show)は、単日開催のものとしてはウェールズ最大の農産物品評会英語版であり、毎年8月の最終火曜日にモンマスで開かれる。

由来

品評会場での羊毛刈り

この品評会の由来はモンマスの農業組合が鋤引き競争を主催した1790年代まで遡る。しかし牛の品評会の要望が出されたのは1857年になってからだった。モンマス牛品評会を始めるべく、1857年5月30日に第8代ボーフォート公ヘンリー・サマセット英語版が10ポンド、ジョン・ロールズ英語版が20ポンドを出資した。そして同年10月に最初の品評会が開催された[1]。ロールズは会長を終身務め、1870年に息子のジョン・アラン・ロールズ英語版が後を継いだ[1]

会場

乗馬のコーナリング
犬の機敏さと従順さのコンテスト

1876年にこの品評会はチッパンハム・フィールズに新しく作られた牛市場で開催された[1]。その後は第一次世界大戦まで毎年開かれ、まず10月に、次第に8月(現在の恒例の最終火曜日)になっていった。品評会は1919年に再開され、モンマスシャー・カウンティ・ショーと改称された[2]第二次世界大戦中は中断されたが、1946年から2006年まではヴォクソール・フィールズ英語版で毎年開かれた。ただし1956年と2001年は口蹄疫の流行により取り止められた[1]

2007年はモンマスシャー・ショーの150周年となり、開催地はモンマスのレッドブルック・ロードに移った。

開催日

この品評会は元来10月に開かれていたが、観衆を増やすために9月に繰り上げられた。現在は8月最終火曜日に落ち着いている[2]

脚注

  1. ^ a b c d Monmouthshire Show History”. Monmouthshire Show. 2012年4月15日閲覧。
  2. ^ a b “A Brief History of Monmouthshire Show” (PDF). Abergavenny Chronicle. (2008年8月21日). http://www.abergavenny-chronicle-today.co.uk/content/featurepages/web/0410-ABV-E01-S2-009-0821-CS.pdf 2012年4月15日閲覧。 



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