メイ・グリュンワルド染色とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > メイ・グリュンワルド染色の意味・解説 

メイ・グリュンワルド染色

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/29 04:17 UTC 版)

メイ・グリュンワルド染色(メイ・グリュンワルドせんしょく、: May-Grünwald stain)は、異なる血液細胞種を可視化して区別するための組織学的な染色法である[1][2][3]。内科医のリチャード・メイドイツ語版と耳鼻咽喉科医のルートヴィヒ・グリュンワルド英語版にちなんで名付けられた。

特徴

メイ-グリュンワルド染色は、主に血液塗抹標本英語版に用いられる。細胞核が染色される。含まれる染料は、メチレンブルーエオシンY英語版またはエオシンB英語版である。メチレンブルーは染色体などの核酸を染めるので、細胞診断にも使われている。エオシンは、DNA結合タンパク質など、細胞内の基本的な部分を染色する。メイ-グリュンワルド染色とギムザ染色を組み合わせたものをパッペンハイム染色ドイツ語版という。

参照項目

脚注




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  メイ・グリュンワルド染色のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「メイ・グリュンワルド染色」の関連用語


2
34% |||||

3
ライト染色 百科事典
18% |||||

4
アズール色素 百科事典
12% |||||

5
アズール顆粒 百科事典
8% |||||

6
末梢血塗抹検査 百科事典
6% |||||

メイ・グリュンワルド染色のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



メイ・グリュンワルド染色のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのメイ・グリュンワルド染色 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS