ムルデカ広場 (コタキナバル)とは? わかりやすく解説

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ムルデカ広場 (コタキナバル)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/07 21:13 UTC 版)

ムルデカ広場の建物(2014年)

ムルデカ広場(ムルデカひろば、マレー語: Padang Merdeka: Merdeka Square)は、マレーシアサバ州コタキナバルに位置する広​​場である[1]。全長0.45キロメートルで[2]、広場の収容人数はおよそ5000人とされるが[3][4]、7000人規模にのぼる記念式典も知られる[5][6]

歴史

1963年9月16日、マレーシア連邦成立を宣言するファド・ステファンズ英語版(左)。アブドゥル・ラザク(右端席)、ムスタファ・ハルン英語版(右2席目)。

この広場は、イギリスの北ボルネオ直轄植民地英語版時代にはスポーツ競技の場所であった。また、ジェッセルトン・コミュニティホールが1950年代に建設される前、広場はフットボール競技場に使用されただけでなく、とりわけコタキナバルのスポーツ複合施設が建設されるまではパレード会場にもなっていた。

1963年9月16日、以降サバ州首相英語版となるファド・ステファンズ英語版が、この場所でマレーシア連邦の成立を宣言した。以来、この広場は大小の集会や式典にふさわしい会場として使用されている。ムルデカ広場は、2010年代中頃に改修された。その後、2017年の州遺産の制定にともない、2018年2月23日、サバ州遺産評議会によって24か所の州遺産の1つに指定・告示された[7][8]

脚注

  1. ^ Merdeka Town Padang, Kota Kinabalu”. geoview.info. 2023年1月7日閲覧。
  2. ^ Padang Merdeka”. Sabah Museum. State Heritage. Sabah State Museum (1999年). 2023年1月7日閲覧。
  3. ^ Padang Merdeka, Kota Kinabalu”. Trek Zone. 2023年1月7日閲覧。
  4. ^ “5,000 throng State-level Malaysia Day bash”. Daily Express. (2022年9月18日). https://www.dailyexpress.com.my/news/199452/5-000-throng-state-level-malaysia-day-bash/ 2023年1月7日閲覧。 
  5. ^ Padang Merdeka, Kota Kinabalu”. Trek Zone. 2023年1月7日閲覧。
  6. ^ Sambutan Hari Kebangsaan Peringkat Negeri Sabah 2022” (マレー語). Jabatan Kerja Raya Sabah. Berita. Public Works Department (PWD) Sabah (2022年9月1日). 2023年1月7日閲覧。
  7. ^ Sabah gazettes 24 heritage sites”. The Edge Markets. The Edge Communications Sdn Bhd (2018年2月23日). 2023年1月7日閲覧。
  8. ^ Ricardo Unto (2018年2月23日). “24 State Heritage sites under new Enactment”. Daily Express. https://www.dailyexpress.com.my/news.cfm?NewsID=122996 2023年1月7日閲覧。 

関連項目

座標: 北緯5度58分51秒 東経116度4分37秒 / 北緯5.98083度 東経116.07694度 / 5.98083; 116.07694




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