ミヤコウミウシとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 生物 > ウミウシ > ウミウシ > ミヤコウミウシの意味・解説 

ミヤコウミウシ

ミヤコウミウシ
ミヤコウミウシ
Dendrodoris denisoni
(Angas, 1864)
撮影日:2001年09月22日
場所:越前  ログ
体長23 mm
水深5 
水温23 
目   :目(ドーリス目) NUDIBRANCHIA
亜目ドーリス亜目 DORIDINA
科   :クロシタナシウミウシ科 Dendrodorididae
学名カナ読みデンドロドーリス デニソンイ
撮影著作権今本 淳

ミヤコウミウシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/10 04:31 UTC 版)

ミヤコウミウシ
分類
: 動物界 Animalia
: 軟体動物門 Mollusca
: 腹足綱 Gastropoda
亜綱 : 直腹足亜綱 Orthogastropoda
上目 : 異鰓上目 Heterobranchia
: 後鰓目 Opisthobranchia
亜目 : 裸鰓亜目 Nudibranchia
上科 : ドーリス上科 Doridoidea
: クロシタナシウミウシ科 Dendrodorididae
: Dendrodoris
: ミヤコウミウシ D. denisoni
学名
Dendrodoris denisoni (Angas)
和名
ミヤコウミウシ

ミヤコウミウシ Dendrodoris denisoni (Angas) は、クロシタナシウミウシ科 Dendrodorididae に属するウミウシの一種。ウミウシとしては大柄な部類である。複雑な斑紋があって美しい。

特徴

体長は大きいものでは800mm程度になる(10cmとも[1])。体は全体に柔軟で、背面には大小様々な瘤条の突起が多数あり、中でも背面中央の二対ないし三対が特に大きい傾向がある。瘤条突起の合間に青い眼紋状の斑点を持つ個体が多い[2]。更に菱状紋などもあり、複雑ながら美しい色合いである。『相模湾産後鰓類図譜』には『すこぶる美麗で、容易に文字に表現しえない』とある由。触手は黄褐色で先端が白く、外鰓は白っぽい半透明で縁取りが褐色。

分布と生息環境

房総半島から相模湾、瀬戸内海などの太平洋側に分布する。転石海岸などに見られ、広域で普通種として観察される。

出典

  1. ^ 中野(2004),p.193
  2. ^ 西村編著(1992),p.281

参考文献

  • 西村三郎編著、『原色検索日本海岸動物図鑑〔I〕』、1992年、保育社
  • 中野理枝、『本州のウミウシ -北海道から奄美大島まで-』、2004年、株式会社ラトルズ



ミヤコウミウシと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ミヤコウミウシ」の関連用語

ミヤコウミウシのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ミヤコウミウシのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
私が出会ったウミウシたち私が出会ったウミウシたち
Copyright 2001-2025 Jun Imamoto All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのミヤコウミウシ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS