ミシェル・タバシュニク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/31 15:13 UTC 版)
ミシェル・タバシュニク Michel Tabachnik |
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ミシェル・タバシュニク(2010年)
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基本情報 | |
生誕 | 1942年11月10日(82歳) |
出身地 | ![]() |
ジャンル | クラシック音楽、現代音楽 |
職業 | 指揮者、作曲家、作家 |
公式サイト | tabachnik |
ミシェル・タバシュニク(Michel Tabachnik、1942年11月10日 - )[1]は、スイスの指揮者、作曲家。
略歴
ジュネーヴで生まれ、ピエール・ブーレーズ、イーゴリ・マルケヴィチ、ヘルベルト・フォン・カラヤンに師事。その間にイヤニス・クセナキス作品の演奏の指揮で、名声を決定的にした。このキャリアからもわかるように、当初は現代音楽方面の指揮がとても多かった。日本にも呼ばれてNHK交響楽団を振っており、自作とベートーヴェンとマルティヌーを披露した。
作曲活動も寡作ではあるが継続している。作風はブーレーズのようなセリーではなく旋律性を重視してはいるものの、垂直合音は随分複雑な配置を使っており、古風な印象を与えない。響きの見通しの良さは、指揮活動の経験が生かされている。
作曲作品
- Supernovae (1967年)
- Frise (1968年)
- Fresque (1969年)
- Invention à 16 voix (1972年)
- Mondes (1972年)
- Sillages (1972年)
- D'autres Sillages (1972年)
- Movimenti (1973年)
- Éclipses (1974年)
- Argile (1974年)
- Trois Impressions (1975年)
- Les Perséïdes (1981年)
- Cosmogonie (1981年)
- l'Arch (1982年)
- 7 Rituels Atlantes (1984年)
- Pacte des onze (Evangile selon Thomas) (1985年)
- Élévation (1990年)
- Prélude à la Légende (1989年)
- Le Cri de Mohim (1991年)
- Évocation (1994年)
- La Légende de Haïsha (1989年)
- Concerto pour piano et orchestre de chambre (2003年)
- Nord pour orchestre (2006年)
- "Dyptique écho", violin concerto (2008年)
脚注
- ^ Bataille, Stéphanie (2009年2月4日). “Michel Tabachnik: Autour du Sacre du printemps (Stravinsky) Paris, Cité de la musique. Jeudi 26 février 2009 à 20h”. ClassiqueNews. 2025年7月31日閲覧。
外部サイト
- 公式ウェブサイト
- Michel Tabachnik ses romans ses essais, présentation de...(小説、エッセイ、プレゼンテーションなどのライブラリー)
固有名詞の分類
現代音楽の作曲家 |
尹伊桑 ソフィア・グバイドゥーリナ ミシェル・タバシュニク クシシュトフ・ペンデレツキ シュテッフェン・シュライエルマッハー |
スイスの作曲家 |
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スイスの指揮者 |
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