マリア・ホセ・リエンダとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > マリア・ホセ・リエンダの意味・解説 

マリア・ホセ・リエンダ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/25 05:24 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の)はリエンダ第二姓(母方の)はコントレラスです。
マリア・ホセ・リエンダ
名前
本名 María José Rienda
基本情報
国籍 スペイン
種目 アルペンスキー大回転
生年月日 (1975-06-12) 1975年6月12日(45歳)
生誕地 グラナダ
身長 170cm
体重 68kg

マリア・ホセ・リエンダ・コントレラススペイン語: María José Rienda Contreras1975年6月12日 - )は、スペイングラナダ出身のアルペンスキー選手。

経歴

スペイン南部のアンダルシア地方にあるグラナダ出身である。グラナダ郊外にはシエラネバダ山脈があり、この山脈にあるシエラ・ネバダ・スキー場英語版はヨーロッパ最南端のスキー場である。父親がシエラネバダ山脈の基地で働くようになると、マリア・ホセ・リエンダは9歳の時にスキーを始めた。

2002年にはアメリカ合衆国ソルトレークシティで開催されたソルトレークシティオリンピックに出場し、大回転で6位となった[1]。この種目にはスペインからアナ・ガリンド・サントラリア英語版(25位)とカロリーナ・ルイス・カスティージョ英語版(失格)も出場している。オリンピックの大回転における6位という成績は、今日に至るまでスペイン人女性選手の最高位である。

2003年10月25日、オーストリアのソーデンで開催されたワールドカップでは初めて表彰台(3位)に上がった。2003-2004シーズンにはさらに2度表彰台に上っており、シーズン総合3位となった。2004-2005シーズン序盤には再びソーデンでのワールドカップで3位となり、スイスのサンモリッツで開催されたワールドカップでも3位となった。2005年2月20日、スウェーデンのオーレで開催されたワールドカップで初優勝した。スペイン人女性としては1992-1992シーズンにブランカ・フェルナンデス・オチョアが優勝して以来のことだった。2005年3月13日にはスイスのレンツァーハイデで開催されたワールドカップでも優勝した。2004-2005シーズンはワールドカップ2勝を記録し、2シーズン連続でシーズン総合3位となった。

2006年にはイタリアトリノで開催されたトリノオリンピックに出場し、開会式ではスペイン選手団の旗手を務めた。大回転では前回大会を下回る13位となった[2]。この種目にはスペインからカロリーナ・ルイス・カスティージョ(20位)も出場している。

成績

ワールドカップでの勝利

シーズン 日付 場所 種目 順位
2004-2005 2005年2月20日 オーレ 大回転 1位
2004-2005 2005年3月13日 レンツァーハイデ 大回転 1位
2005-2006 2005年12月10日 アスペン 大回転 1位
2005-2006 2006年2月3日 オフターシュヴァング 大回転 1位
2005-2006 2006年2月4日 オフターシュヴァング 大回転 1位
2005-2006 2006年3月5日 ハーフィエル 大回転 1位

オリンピックでの結果

場所 種目 順位
1994 リレハンメル 大回転 21位
1998 長野 大回転 12位
2002 ソルトレークシティ 大回転 6位
2006 トリノ 大回転 13位
2010 バンクーバー 大回転 38位

出典

  1. ^ Salt Lake City 2002 giant slalom women”. IOC. 2018年2月15日閲覧。
  2. ^ Turin 2006 giant slalom women”. IOC. 2018年2月15日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

マリア・ホセ・リエンダのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マリア・ホセ・リエンダのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマリア・ホセ・リエンダ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS