マリア・ピカソ・ロペス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/09/27 09:48 UTC 版)
マリア・ピカソ・ロペス（María Picasso López、1855年 - 1939年）は、パブロ・ピカソの母である。
生涯
マリア・ピカソ・ロペスは1855年にスペイン・マラガのイタリア系[1]のワイン農家の家に生まれた[2]。17歳年上の画家のホセ・ルイス・イ・ブラスコと結婚し、パブロ、ドロレス（愛称ローラ）コンセプシオン（愛称コンチータ）の3人の子供を生んだ。
難産となった[3]息子パブロは母を特に慕い[4]、画家となった後、バルセロナのピカソ美術館に収蔵されている『芸術家の母の肖像』(Retrato de la madre del artista)[5]など、母をモデルにした作品をいくつか制作している[6]。
1939年にバルセロナで死去した。遺体はバルセロナのポブラノウ墓地に埋葬された[7]。
脚注
- ^ “Inhabitants of the museum: María Picasso López, the mother of a genius”. バルセロナ・ピカソ美術館. 2020年8月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年9月27日閲覧。
- ^ “Dans mon cartable”. 2025年9月27日閲覧。
- ^ “La leyenda sobre el trágico nacimiento de Picasso”. National Geographic en Español (2018年8月9日). 2022年9月22日閲覧。
- ^ “La fe ciega de María Picasso”. ELMUNDO (2022年4月23日). 2022年9月22日閲覧。
- ^ “Retrato de la madre del artista | Highlights de la colección | Museu Picasso de Barcelona | El web de la ciudad de Barcelona”. 2022年10月20日閲覧。
- ^ “Pablo Picasso Portrait Of Maria Picasso Lopez, 1923 : Descriptif de l'œuvre”. 2025年9月27日閲覧。
- ^ “Los Picasso y los Dalí descansan en Poblenou” (2015年5月18日). 2022年9月20日閲覧。
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