ポインタを介したメンバ選択演算子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 02:56 UTC 版)
「糖衣構文」の記事における「ポインタを介したメンバ選択演算子」の解説
C言語では、構造体へのポインタからメンバーを参照する場合、アロー(矢印)演算子->を使うことができる。 p->member ここで、p は構造体へのポインタ、member は構造体の要素名である。ポインタをデリファレンスする*演算子と、構造体の値に対しメンバーを選択する.演算子を組み合わせて、次のように等価な式を書くことができる(が、倍の文字数と、カッコを必要とし、意味を持つ部分が*と.の2箇所に分散してしまっている)。 (*p).member なおC++では、演算子のオーバーロードにより、これらが等価ではない場合もありうる(基本的には等価になるようにオーバーロードされるべきではあるが)。
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