ペーシュ・カショーロとは? わかりやすく解説

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ペーシュ・カショーロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/17 14:30 UTC 版)

ペイシェ・カショーロ(ペーシ•カショーホ)
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: カラシン目 Characiformes
: キノドン科 Cynodontidae
: ハイドロリックス属 Hydrolycus
: ペイシェ・カショーロ
学名
Hydrolycus scomberoides
Cuvier,1819

ペイシェ・カショーロ学名Hydrolycus scomberoides)はカラシン目キノドン科に属する熱帯魚。payaraとも呼ばれる。食用とされる他、ゲームフィッシングの対象魚やアクアリウムにおいて飼育される。

特徴

大型のカラシンで、最大1mに達する。頭をやや下に向けた体勢で川の中層に占位、静止し、通りかかった小魚を待ち伏せて口に入る大きさの獲物、弱った仲間を捕食する。犬魚(ペイシェ=魚、カショーロ=)という名前の由来となった、下顎から生える二本の長い牙が特徴であり、折れたり、抜けたりしてもすぐ生え変わる。長い牙を収めるために、上顎には穴が空いている。また、ペイシェ・カショーロを代表魚とするキノドン科の由来も同様である。

分布

アマゾン川 オリノコ川流域

近縁種

レッドフィンペイシェ・カショーロ
学名:Hydrolycus armatus (Jardine, 1841)
名前のとおり、ひれを含めた全身が赤茶色になるのが特徴。scomberoides種に比べると尾びれの先端が尖っている。
ドラド・カショーロ
学名:Rhaphiodon vulpinus (Agassiz, 1829)
前述の二種とは別属のカショーロ。体表はタチウオのような強い金属的な光沢を帯びる。

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