ベルト張力
ベルトで動力を伝達させるためには、ベルトとプーリーとの間の摩擦力が必要であり、この摩擦力を発生させるのがベルト張力である。張力が小さいと摩擦力が小さくなりスリップが生じる。逆に強すぎると、ベルトやプーリーの軸受けの寿命が短くなる。したがって、規定のベルト張力になるように調整することが必要となる。一般にプーリー間のベルトを直角方向に子で押して、そのたわみ量で張力が適正であるかを確認する。また、テンションゲージを用いる場合は、ゲージで押す力と着力点の移動量で張力を測定する。
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