ベタ画像とは? わかりやすく解説

ベタ画像

読みべたがぞう
英語:solid image

線画像に対して比較大面積の画像部をいう.トナー密に被覆され領域であるがエッジ効果現像不足によって完全に被覆されない場合もある.

ベタ画像

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/25 16:43 UTC 版)

ベタ画像(ベタがぞう)は画像の高さ、横幅、色の数などのヘッダ情報を持たず、ピクセル情報のみを持った画像データ。通常はラスターイメージの座標原点である画面左上から順に、RedGreenBlueの順に1バイト(0〜255)の値を記録する。例えば640×480画素の画像の場合、データサイズは640×480×3=921,600バイトとなる。

歴史

コンピュータグラフィックスの黎明期において、複雑なエンコードを必要としないベタ画像データは、リアルな3次元コンピュータグラフィックスレイトレーシング画像の生成など、主に先進的なCG研究者間の交換フォーマットとして普及した時期がある。

極めて単純なこの形式で保存されたデータを、縦横比正しく画像に展開する場合には追加情報が必要となる。データサイズから推定できることもあるが、不便なので、次第にこの形式は使われなくなった。MS-DOS時代は拡張ファイル名を「.RAW」として流通したことがあるが、現在デジタルカメラで使われているRAW画像形式とはフォーマットが異なる。

PC-9800シリーズVRAMのビットマッププレーンをそのまま保存したデータ形式も「ベタ画像」と呼ばれたことがある。これはRGBEの1プレーン32,000バイトをそれぞれ4個のファイルに分けて保存する方法だった。




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