ベッギアトア属
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ベギアトア属 | ||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Beggiatoa Trevisan 1842 | ||||||||||||||||||
下位分類(種) | ||||||||||||||||||
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ベギアトア属(学名:Beggiatoa)はチオスリックス科に属するグラム陰性の非芽胞形成偏性好気性桿菌。滑走運動をする硫黄細菌の一種で化学合成独立栄養生物であるが炭素固定に必要な酵素が不足しているため有機化合物を利用する混合栄養の株が多い。電子供与体として硫化水素のほか、チオ硫酸イオンを利用できる。名称はイタリアの物理学者、フランチェスコ・ベッギアートに因む。GC含量は37から51。
水中に生息し、pH6から8の範囲で増殖し硫化水素の存在下でよく見られる。体内に単体硫黄の顆粒を持つ。また、目視で確認できるほどの大きさを持つ。排水処理におけるバルキングの原因菌としても知られる。
参考文献
- Michael T. Madiganほか著、室伏きみ子、関啓子監訳 『Brock微生物学』オーム社、2003年4月。ISBN 9784274024887。 NCID BA61734511。
- 発酵研究所監修、大嶋泰治ほか編 『IFO微生物学概論』培風館、2010年12月。ISBN 9784563078119。 NCID BB04312618。
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