ヘルドニアの戦い (紀元前210年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/10/21 06:08 UTC 版)
第二次ヘルドニアの戦い（ヘルドニアのたたかい）は、第二次ポエニ戦争中の紀元前210年にハンニバル率いるカルタゴ軍が、南イタリアのアプリア（現在のプッリャ州）でローマ軍を包囲殲滅した戦い。この大敗により、ローマと既に疲弊していた同盟都市の関係は悪化した。ハンニバルにとっては戦術的な勝利であったが、ローマ軍の勢いを長期間押しとどめることはできなかった。その後3年の間に、ローマはこの戦闘で失った領土・都市を回復し、ハンニバルをイタリア半島の南西に押し込んだ。この戦闘はカルタゴ軍最後の勝利であり、その後は引き分けもしくはローマ軍の勝利に終わっている。
- ^ Caven, The Punic Wars, p. 189
- ^ Delbrück, Geschichte der Kriegskunst, I, S. 358-360
- ^ Livy, XXV, 21; Smith, Dictionary of Greek and Roman Biography and Mythology, Vol. 2, p. 338 Archived 2011年6月6日, at the Wayback Machine.
- ^ a b Mommsen, The History of Rome, Book III, Chapter VI
- ^ a b Caven, The Punic Wars, p. 188
- ^ Livy, XXVI, 38 Archived 2013年9月22日, at the Wayback Machine.
- ^ a b c Livy, XXVII, 1 Archived 2013年9月22日, at the Wayback Machine.
- ^ The primary sources give varied data. According to Livy (The History of Rome, XXVII, 1) there were between 7,000 and 13,000 killed Romans and allies. Appian (Hannibalic war, 48) and Eutropius (Abridgement of Roman History, III, 14) write about 8,000 casualties.
- ^ Caven, Punic Wars, pp. 188-189
- ^ Livy, XXVII, 2; Caven, The Punic Wars, p. 189
- ^ Livy, XXVII, 8[リンク切れ]
- ^ Livy, XXVII, 9[リンク切れ]; XXIX, 15
[続きの解説]
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- 2 ヘルドニアの戦い (紀元前210年)の概要
- 3 歴史家間の論争
- 4 ローマの反応
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