ヘア=ニーマイヤー式の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 05:57 UTC 版)
「比例代表制」の記事における「ヘア=ニーマイヤー式の例」の解説
議席数 10において、A党の得票数が1500、B党が700、C党が300、D党が200獲得したときの例で説明する。 A党 B党 C党 D党 得票数 1500 700 300 200 ÷基数 5 2 1 0 剰余 0.56(3位) 0.59(2位) 0.11(4位) 0.74(1位) 議席数 5 3 1 1 基数は (1500+700+300+200) ÷10=270だから、これで割ると整数部分は5+2+1+0=8で、あと2だけ足りない。その分を剰余の大きい順から補うと、上のようになる。 この方式では、総議席数が増えたときに配分議席が減る政党が生ずる「アラバマのパラドックス」が発生する。このパラドックスは、後述のような基数を変えても、剰余の大きい順に割り当てる方式である限り、総議席数や各政党の得票数によって発生する可能性がある。
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