ブロワ条約 (1504年)とは? わかりやすく解説

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ブロワ条約 (1504年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 05:07 UTC 版)

ブロワ条約(ブロワじょうやく、フランス語: Traité de Blois)、または第一次ブロワ条約(だいいちじブロワじょうやく、英語: First Treaty of Blois[1])は、1504年9月22日ブロワで締結された、フランス王ルイ12世神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世、およびその息子のフィリップ大公(後の神聖ローマ皇帝カール5世の父)の間の条約[2]。条約はクロード・ド・フランスとカールの結婚を定め、クロードの持参金にブルターニュブルゴーニュ、ブロワを定めた[3]。フランスとスペインはまたナポリ王国をカールに与えた。しかし、クロードがアングレーム伯フランソワと婚約し、条約は破綻した。というのも、条約の政略結婚に前向きだったのが、ブルターニュ女公アンヌ・ド・ブルターニュただ一人だったからである(政略結婚が成功すると、ブルターニュ公領はフランス王領にならない)[4]


  1. ^ Kitchin, George William. A History of France. Vol. 2. Clarendon Press, 1896, p. 155.
  2. ^ Mowat, R.B. A History of European Diplomacy, 1451-1789. Longmans, Green & Co., 1928, p. 32.
  3. ^ Encyclopædia Britannica
  4. ^ Smedley, Edward. The history of France: from the final partition of the empire of Charlemagne, A.D. 843, to the peace of Cambray, A.D. 1529. Vol. 1. Baldwin, 1836, p. 475


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