ブロックによる資源の開放
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 03:18 UTC 版)
「Smalltalk」の記事における「ブロックによる資源の開放」の解説
Smalltalkでは、ブロック内だけ資源を確保しブロックの終了後に資源を開放するというブロックによる資源の開放が行われる。ブロックによる資源の開放では、資源の確保と同時に資源の開放を強制できるため開放忘れや例外による開放漏れを防ぐことができる。C#のusingに類似するが、usingを書き忘れたままnewできない分さらに強力である。 "Pharo"'example.txt' asFileReference writeStreamDo: "example.txtを開く"[ :writeStream |writeStream nextPutAll: 'text'.]. "example.txtを閉じる(例外発生時も閉じる)" "GNU Smalltalk"'example.txt' asFile withWriteStreamDo: "example.txtを開く"[ :writeStream |writeStream nextPutAll: 'text'.]. "example.txtを閉じる(例外発生時も閉じる)"
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