ブレット・タグルとは? わかりやすく解説

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ブレット・タグル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/13 01:24 UTC 版)

ブレット・タグル
出生名 ブレット・タグル
Brett Tuggle
生誕 (1951-09-23) 1951年9月23日
出身地 アメリカ合衆国 コロラド州デンバー
死没 (2022-06-19) 2022年6月19日(70歳没)
担当楽器 キーボード
活動期間 1979年 - 2022年
共同作業者 ステッペンウルフ
リック・スプリングフィールド
デイヴィッド・リー・ロス
ザ・ズー
スティーヴ・ルカサー
クリス・アイザック
ホワイトスネイク
フリートウッド・マック

ブレット・タグル (Brett Tuggle, 1951年9月23日 - 2022年6月19日)は、アメリカ合衆国ミュージシャンキーボーディスト作曲家フリートウッド・マックデイヴィッド・リー・ロスバンドで活動した。

経歴

コロラド州デンバーの農家の家で生まれ育つ。ラジオでロイ・オービソンの「オー・プリティ・ウーマン」を聴いて衝撃を受け、音楽に興味を持つ。また、祖母や母親のピアノの演奏を家で鑑賞しており、小学1年生からピアノを習い始める。[1]10代の時にザ・ディメンションズU.S.メイルフェドラなど地元のバンドで活動する。その後デンバーを離れてテキサスのバンドで活動をし、フォーク音楽のスタイルを学ぶ。それからデンバーに戻ってヘッド・ファーストというバンドを結成。

1979年、プロデューサーのキース・オルセンに招かれてロサンゼルスに活動拠点を移す。[2]

ロサンゼルスに拠点を移した後はステッペンウルフリック・スプリングフィールド・バンドで活動した後、1988年デイヴィッド・リー・ロス・バンドに加入。セカンドアルバムの「スカイスクレイパー」ではロスと「まるっきりパラダイス (Just Like Paradise)」を共作し、ロスのソロ史上最高のヒット作となった。[3]

1992年ミック・フリートウッドに誘われてザ・ズーに加入。この他にスティーヴ・ルカサークリス・アイザックなどのアーティストとも活動した。

1997年ホワイトスネイクに加入し「レストレス・ハート」のレコーディングに参加。同年、フリートウッド・マックにサポートメンバーとして加入。

2018年、リンジー・バッキンガムがスケジュールの折り合いがつかないことを理由にバンドを脱退するとほぼ同時にタグルも脱退。バッキンガムと共に活動を始める。[4]


2022年6月19日、癌の合併症のため死去。享年70。息子のマットはローリング・ストーンで「父は家族からとても愛されていました。家族は病気の間ずっと彼と共にいました。彼は素敵な父親でした。彼は僕の人生に音楽を与えてくれました」とコメントを発表した。[3]

脚注

  1. ^ Greene, Andy (2020年10月15日). “Veteran Sideman Brett Tuggle on His Years With Fleetwood Mac, David Lee Roth, and More” (英語). Rolling Stone. 2024年4月3日閲覧。
  2. ^ Brett Tuggle | Yamaha Artists”. www.yamaha.com. 2024年4月3日閲覧。
  3. ^ a b フリートウッド・マック/デイヴィッド・リー・ロス/リック・スプリングフィールドのキーボード奏者 ブレット・タグル死去”. amass. 2024年4月3日閲覧。
  4. ^ Bream, Jon. “Twin Cities keyboardist 'having a ball' touring with Fleetwood Mac” (英語). Star Tribune. 2024年4月3日閲覧。

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