フリーダ・ウォルバーグとは? わかりやすく解説

フリーダ・ウォルバーグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/07 06:27 UTC 版)

フリーダ・ウォルバーグ
基本情報
階級 スーパーフェザー級
身長 169cm
国籍  スウェーデン
誕生日 (1983-04-28) 1983年4月28日(40歳)
出身地 エステルイェータランド県オートヴィーダベリ
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 12
勝ち 11
KO勝ち 2
敗け 1
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獲得メダル
 スウェーデン
女子 ボクシング
世界ボクシング選手権
2001 スクラントン ライトウェルター級

フリーダ・ウォルバーグFrida Wallberg1983年4月28日 - )は、スウェーデンの元プロボクサーである。エステルイェータランド県オートヴィーダベリ出身。元WBC女子世界スーパーフェザー級王者。元WIBF世界スーパーフェザー級王者。

来歴

アマチュア時代にはスウェーデン選手権6度優勝。2001年世界選手権にもスウェーデン代表として出場、決勝まで進みミリアム・ラマールに勝利して金メダルを獲得。

アマチュア時代の戦績は53戦48勝。

スウェーデンでは1970年以降プロボクシングが禁止されていたため、デンマークに渡りプロとなる。

2004年2月6日、マリベル・サンタナを1回KOで退けデビューを飾る。

その後もデンマークで白星を重ね、2005年6月17日、ファトゥマ・ザリカ(ケニア)と空位のWIBF世界スーパーフェザー級王座を争い、王座獲得。

一度引退した後、母国でのボクシング解禁を受け2010年現役復帰。スペインでのノンタイトル戦をKO勝利に収め、9月24日、初めてとなる母国での試合をNicole Bossと行い、判定勝利。

11月27日、3度目の防衛を目指すオリビア・ゲルーラが持つWBC女子同級王座に挑戦し、3-0判定で王座奪取[1][2]。なお、スウェーデンでは10回戦以上の試合が禁止されているため、この試合は「10回戦でのリマッチ」を条件にWBCは特例として認め8回戦で行われた。また、この試合はK-1スカンジナビア大会で行われていた。

その後、2011年に10回戦も認められたため、9月3日に国内でゲルーラと再戦。判定勝利で初防衛。

2012年4月27日、元IBF王者アマンダ・セラノを迎え2度目の防衛戦を行い勝利。

2013年6月14日、オーストラリアのダイアナ・プラザックとのタイトルマッチにおいて、8回に2度のダウンを奪われTKO負けして昏倒、頭部へ衝撃を受けたことが原因での脳出血で、カロリンスカ病院で手術を受け、一命を取り留めたもののこの試合を最後に引退をした[3]

戦績

  • 12戦 11勝 2KO 1敗

獲得タイトル

  • WIBF世界スーパーフェザー級王座
  • 第3代WBC女子世界スーパーフェザー級王座(防衛2=陥落)

脚注

  1. ^ [1] WBC Talks about the Wallberg-Gerula fight in Sweden
  2. ^ [2] Article about the match (in Swedish)
  3. ^ “スウェーデン 女子タイトル戦であわやリング禍”. ボクシングニュース「Box-on!」. (2013年6月17日). https://boxingnewsboxon.blogspot.com/2013/06/blog-post_1350.html 

関連項目

外部リンク

前王者
オリビア・ゲルーラ
第3代WBC女子世界スーパーフェザー級王者

2010年11月27日 - 2013年6月14日

次王者
ダイアナ・プラザック




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