ファントムバスターズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/18 13:06 UTC 版)
ファントムバスターズ | |
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ジャンル | |
漫画 | |
作者 | ネオショコ |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | ジャンプスクエア |
レーベル | ジャンプ コミックス |
発表期間 | 2023年 - |
巻数 | 既刊4巻(2024年12月4日現在) |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画 |
ポータル | 漫画 |
『ファントムバスターズ』は、ネオショコによる日本の漫画。『ジャンプスクエア』(集英社)において、2023年9月号から連載中。鎌倉を舞台に4人の男子高校生が除霊活動を繰り広げるコメディ漫画である。「全国書店員が選んだおすすめコミック2025」では2位に、「アニメ化してほしいマンガランキング2025」では4位に選出された。
あらすじ
鎌倉の高校に進学した優等生・是岸遊人は入学式の日に、幽霊を喰らうことで除霊ができるという同級生・宍喰野虎落と出会う。遊人は幽霊を信じていなかったが、除霊活動に関わったことで虎落のことを信じるようになる。2人は幼少期から霊が見えていた観崎薫、生身の人間とは話せないが霊とは話せる多聞康太郎とともに、除霊活動を行う同好会「ファントムバスターズ」を結成する。
登場人物
声はボイスコミックにおける声優。
- 宍喰野 虎落(ししくの もがり)
- 声 - 岡本信彦[2]
- 通称「モガリ」。霊を喰らうことで除霊をする能力をもつ。除霊師の家系であり、秋田の山での修業から逃れるために鎌倉の高校に進学した。舌に「喰」の文字の刺青がある。
- 是岸 遊人(これきし ゆうじん)
- 声 - 市川蒼[2]
- 通称「コレシキ」。高校に首席で合格した優等生。霊感は全くない。イギリス人の祖母の「死んで幽霊になったら遊人に会いにくる」という約束が果たされなかったことから、幽霊は信じていない。
- 観崎 薫(かんざき かおる)
- 声 - 内山昂輝[2]
- 通称「ザキ」。幼少期から霊が見えることに悩んでいた。霊を遠ざけるために、髪を染めて近寄りがたい雰囲気を出している。『SLAM DUNK』が好きな漫画オタク。
- 多聞 康太郎(たもん こうたろう)
- 声 - 増田俊樹[2]
- 通称「タモン」。霊は見えないが、霊と会話することができる。この能力のせいで周囲からは奇異の目で見られ、生身の人間は目も合わせられないほど苦手になった。
沿革
『ジャンプSQ.RISE 2022 AUTUMN』で読切版が掲載され[3]、『ジャンプスクエア』2023年9月号で連載が開始した[4]。
2024年12月までに累計発行部数は60万部を突破している[5]。
評価
「次にくるマンガ大賞 2024」のコミックス部門では19位に選出された[6]。「全国書店員が選んだおすすめコミック2025」では2位に選出された[7]。「アニメ化してほしいマンガランキング2025」では4位に選出された[8]。
書誌情報
- ネオショコ『ファントムバスターズ』集英社〈ジャンプ コミックス〉、既刊4巻(2024年12月4日現在)
- 2023年12月9日発行(12月4日発売[1][9])、ISBN 978-4-08-883724-6
- 2024年4月9日発行(4月4日発売[10])、 ISBN 978-4-08-883894-6
- 2024年8月7日発行(8月2日発売[11])、 ISBN 978-4-08-884141-0
- 2024年12月9日発行(12月4日発売[12])、 ISBN 978-4-08-884353-7
脚注
- ^ a b c “4人の男子高校生が鎌倉を舞台に繰り広げる“悪霊退散青春コメディ”1巻”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年12月4日). 2025年4月18日閲覧。
- ^ a b c d 『『ファントムバスターズ』JC4巻発売記念PV(CV:岡本信彦、市川蒼、内山昂輝、増田俊樹)』(動画)、ジャンプSQ.チャンネル、2024年12月4日。YouTubeより2025年4月18日閲覧。
- ^ “『ファントムバスターズ』ネオショコ | ジャンプSQ.RISE 2022 AUTUMN”. 集英社. 2025年4月18日閲覧。
- ^ “4人の男子高校生による悪霊退散青春コメディ「ファントムバスターズ」がSQ.で”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年8月4日). 2025年4月18日閲覧。
- ^ ファントムバスターズ【公式】 [@PhanBus_PR] (2024年12月23日). "👻コミックス重版出来🚫 …". X(旧Twitter)より2025年4月18日閲覧。
- ^ “「次にくるマンガ大賞 2024」1位に「カグラバチ」「ふつうの軽音部」”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年8月28日). 2025年4月18日閲覧。
- ^ “第1位はあの注目作品!記念すべき第20回「全国書店員が選んだおすすめコミック2025」ランキング発表”. ほんのひきだし (2025年1月30日). 2025年4月18日閲覧。
- ^ “アニメ化してほしいマンガ第1位は「鵺の陰陽師」 TOP10に「ゴクオーくん」「極楽街」”. コミックナタリー. ナターシャ (2025年3月13日). 2025年4月18日閲覧。
- ^ “ファントムバスターズ 1/ネオショコ”. 集英社. 2025年4月18日閲覧。
- ^ “ファントムバスターズ 2/ネオショコ”. 集英社. 2025年4月18日閲覧。
- ^ “ファントムバスターズ 3/ネオショコ”. 集英社. 2025年4月18日閲覧。
- ^ “ファントムバスターズ 4/ネオショコ”. 集英社. 2025年4月18日閲覧。
外部リンク
- ジャンプSQ.│『ファントムバスターズ』ネオショコ - ジャンプSQ.
- ファントムバスターズのページへのリンク