ピエール=ローラン・エマール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/21 06:20 UTC 版)
ピエール=ローラン・エマール | |
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基本情報 | |
生誕 | 1957年9月9日(67歳) |
出身地 | ![]() |
学歴 | パリ音楽院 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | ピアニスト |
担当楽器 | ピアノ |
公式サイト | pierrelaurentaimard.com |
ピエール=ローラン・エマール(Pierre-Laurent Aimard, 1957年9月9日 - )は、フランスのピアニスト。
略歴
リヨン生まれ。地元の音楽院に通い、後にイヴォンヌ・ロリオに師事する。1973年にパリ音楽院で室内楽演奏により褒賞される。同年、オリヴィエ・メシアン国際コンクール優勝[1]。1977年にブーレーズの招きで、アンサンブル・アンテルコンタンポランの創設メンバーに名を連ねる。ブーレーズのほか、小澤征爾、ズービン・メータ、シャルル・デュトワ、プレヴィン、アンドルー・デイヴィス、デイヴィッド・ロバートソンらの指揮者と共演する。20歳でシカゴ交響楽団と共演し、アメリカデビューを果たした。2017年エルンスト・フォン・ジーメンス音楽賞受賞[2]。
レパートリー
現代音楽の関係者として特に有名で、ブーレーズの『レポン』(Répons)、シュトックハウゼンの『ピアノ小品第14番』(Klavierstück XIV)、リゲティの『練習曲』などを演奏した。ジョージ・ベンジャミンやマルコ・ストロッパら年下の作曲家の作品も取り上げている。近年では、アーノンクール指揮によるベートーヴェンのピアノ協奏曲全集の録音で、現代音楽の愛好家以外からも注目を浴びた。近年テルデックでも録音を行い、なかでもメシアンの『トゥーランガリラ交響曲』は絶賛を博している[3]。
脚注
出典
- ^ “Pierre-Laurent Aimard”. www.steinway.co.jp. 2025年5月21日閲覧。
- ^ “Pierre-Laurent Aimard”. evs-musikstiftung.ch. 2025年5月21日閲覧。
- ^ “Turangalîla-Symphonie”. www.discogs.com. 2025年5月21日閲覧。
外部リンク
- 招聘会社KAJIMOTOによるプロフィール
- ピエール=ローラン・エマール (pierrelaurentaimard) - Facebook
- ピエール=ローラン・エマール (@pierrelaurentaimard) - Instagram
- ピエール=ローラン・エマール (@PLAimard) - X(旧Twitter)
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